不動産売却

【不動産売却】使わない土地を所有しているリスクと対処法

相続や贈与を初めとした様々な理由で、自分が所有者になった土地。

畑を相続したが使わないなど、所有者になったはいいものの使い道がないと悩んでいる方は多いかと思います。

使っていないのに、所有しているだけで固定資産税を取られてしまうのはもったいないですよね。

この記事では使わない土地を所有していることのリスクや、その対処法について実体験を交えながら説明していきます。

使わない土地を所有しているリスク

まず1つ目は、固定資産税です。

土地を所有しているだけで固定資産税がかかるため、毎年支払わなくてはなりません。

1年単位で見るとそこまで大きな金額ではなくても、10年、20年単位で考えるとかなり高額になります。

所有している土地の広さや状態によりますが、15年程で中古車1台分くらいの税額になる土地も少なくはありません。

もし、現在と5年後が同じ価格で不動産が売れる場合、すぐに売却するのと5年後に売却をするのとでは、固定資産税5年分のお金を損していることになりますね。

2つ目は土地の管理についてです。

所有している土地の場所や広さにもよりますが、継続して管理をしていくのが難しいことが多いです。

広い敷地や傾斜地、草木が生い茂っている土地などは草刈りをするだけでも一苦労ですね。

特に働かれている方になると管理作業をできるのが休日になるので、時間的にも体力的にも非常に大変だと思います。

私は仕事で、地主様や土地を相続された方と話す機会が非常に多いのですが、みなさん口にするのが管理の大変さですね。

せっかく時間をかけて草刈りをしても、すぐに生えてきてしまって嫌になり、そのまま管理をしなくなってしまう方もいます。

次に説明をする、「トラブルの可能性」にも共通していますが、あまりにも草が伸びすぎてしまい、隣地や道路にはみ出している場合や、景観を損ねている場合は、近所に住んでいる方などから苦情が来てしまう可能性もあるため、注意が必要です。

3つ目はトラブルの可能性です。

管理をしているうちは問題ない場合が多いですが、管理をしなくなるとトラブルになってしまうケースがあります。

長年管理がされていない土地は、雑草や木の枝が伸びてしまい隣地や道路にはみ出してしまい、トラブルになるケースが少なくありません。

枝が伸び放題になり隣地の家屋や車を破損させてしまったり、通行人にケガをさせてしまうと、損害賠償となってしまうこともあります。

また、実際に遭遇したケースでは、長年空き地だったため不法投棄のターゲットにされてしまい、敷地内にゴミが大量に捨てられていた事がありました。

他にも、勝手に駐車場として使われていたケースなどもありますので、管理しきれず放置してしまうような空き地は所有しているだけでリスクとなります。

使わない土地を所有しているリスク

毎年固定資産税がかかる

管理に時間を取られ大変

放置しておくとトラブルになる可能性

使わない土地の対処法

それでは、使わない土地はどうすればよいのか…

方法としては売却か活用の2つがあります。

売却

売却は1番シンプルで、活用と比べて簡単な方法です。

買い手が付けばすぐに現金化ができ、引き渡し後は管理の手間がないことが大きなメリットです。

売却に関しては、以下の記事に詳しく記載してありますので、興味があれば読んでみて下さい。

https://commu-life.com/2019/12/07/%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%81%ae%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%a8%e6%b5%81%e3%82%8c%e3%82%92%e8%a7%a3%e8%aa%ac%ef%bc%81/

https://commu-life.com/2019/10/30/%e3%80%90%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%80%91%e4%bb%b2%e4%bb%8b%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%81%a8%e8%b2%b7%e3%81%84%e5%8f%96%e3%82%8a%e3%81%ae%e9%81%95%e3%81%84/

 

しかし、売却は難しそう、怖いというイメージを持っていて、中々踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

ですが売却は不動産会社に依頼をすれば難しいものではありません。

不動産会社に直接買い取ってもらう場合はもちろん、仲介に入ってもらって買い手を見つける場合でも、難しいことはあまりないかと思います。

仲介業者が存在する理由は、買い手を見つけることや、売買のトラブルを防ぐことはもちろん、法律や登記関係の調査、契約書の作成など一般の方では難しいことを代わりに行う事が1つ挙げられます。

そのため、売買金額や引き渡しの条件などを仲介業者と話し合って決めた後は、基本的にお任せしてしまっても問題はないです。

また、不動産売買は高額な取引になるため、「騙されて安く売らされそう」「契約が上手くいかなかった場合に違約金や損害賠償などが怖い」などのイメージを持つ方もいるかと思います。

しかし実際、安く売らせるような会社は、今は滅多にないかと思います。契約の進行に関しても、しっかりとした営業マンに担当してもらえれば安心できます。

ただし、不動産会社から提示される査定価格は会社によって差が生まれますし、担当者の質も違うかと思います。

そのため、1社のみに売却の相談をするのはリスクが大きいですので、不動産の一括査定というサービスがおすすめです。

ネットから一括で複数の業者にまとめて依頼できるため、査定価格や、安心して任せられる会社、営業マンを比較して決めることができます。

以下に、おすすめの一括査定サイトのリンクを貼っておきますので、売却を検討する方は申し込んでみてはいかがでしょうか。

申し込みは1分程度で終わりますし、もちろん無料です。

完全無料で一度に複数社へ依頼ができます。

また、全国の「信頼できる不動産会社300社」が登録しているため、安心して利用できるかと思います。

タウンライフ不動産売買(売却)

これまでの利用者は300万人を超えており、多くの方が利用している一括査定サイトです。

大手から地域密着の不動産会社まで登録しているため、査定価格の比較はもちろん、自分に合った不動産会社を探すことができます。

あなたの不動産、今いくら?【イエイ不動産売却査定】

活用

活用というとどのようなものを思い浮かべるでしょうか。

自分で駐車場や畑として活用することはもちろん、駐車場賃貸やアパート経営などがあるかと思います。

今回は後者の、他人に貸して収益を得る「賃貸」について解説していきます。

まず、活用には様々な種類があります。

駐車場

アパート

借家

借地(借地にも複数種類があります)

など…

この中で最も始めやすいものは、駐車場でしょう。初期費用が少なくて済む上に、借り手が見つかりやすいです。

逆にアパートや借家は最初に建築費がかかるため、心理的なハードルが高いのかなと思います。その分、年間の収益は多くなります。

アパートや借家は、収益を得ることはもちろん、不動産会社や建築会社と、どうすれば入居率が高くなるかを考えて間取りを決めたり、工夫をしていくのも楽しみの1つではないかと思います。

自分でこだわった部屋に入居してくれて、気に入って長く住んでくれたら嬉しいですよね。

土地活用のメリット

・毎年ある程度安定した収益がある

・経営を楽しむことができる

・子や孫に残せる

土地活用のデメリット

・管理が大変(委託する場合は管理費がかかる)

・建物修繕などの費用がかかる

活用は、その土地の広さや立地など、様々な条件から最適な活用方法を選ぶことが重要です。

「初期費用がいくらかかるのか」「収益予想はいくらくらいか」などを不動産会社や建築会社などと相談をして、判断をすることとなります。

そのため、少しでも活用について検討している方は、一度不動産会社へ相談をしてみるのが良いでしょう。自分に合った土地活用プランなどの詳しい話を聞くことができるかと思います。

土地活用についても売却の査定額と同じで、不動産会社によって提案される活用プランが変わってくる可能性があります。

様々な活用プランを比較して、自分が納得できる選択ができるよう、複数社に依頼をすることがおすすめです。

売却と同じく、今は無料でネットから一括で複数社に依頼ができるため、興味があれば申し込んでみて下さい。

【無料】タウンライフ土地活用

最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しでもお役に立てたら嬉しいです。