不動産売却

不動産売却のイメージが付かない方へ!不動産売却の流れを解説!【不動産売却】

転勤や離婚、相続など様々な理由で不動産を売却する際にその方法と全体の流れが分かっていないと不安ですよね。

この記事では不動産売却の流れがイメージできるように、わかりやすく解説をしていきます。

不動産売却の流れ

まずは、売却の流れを解説していきます。

不動産会社に仲介に入ってもらって売却をする場合と、不動産会社に直接買い取ってもらう場合では、多少の違いがあるため、2パターンで解説をしていきます。

仲介の売却の流れ

①査定の依頼

②物件調査

③売り出し価格の決定

④諸条件の調整

⑤販売活動開始(ネット掲載やお客様への紹介など)

⑥買い手が見つかり次第契約~引き渡し

買取の売却の流れ

①査定の依頼

②物件調査

③買い取り価格の決定

④諸条件の調整

⑤契約~引き渡し

このような流れになります。

仲介と違い、買い取りでは買い手を見つける必要がないため、必然的に引き渡しまでが早くなります。

では、それぞれの工程を説明していきます。

査定の依頼

まずは、不動産会社に査定を依頼して金額を出してもらいます。

方法としては2種類あり、電話や来店をして査定を依頼する方法ネットから一括査定を依頼する方法です。

ネット査定が登場した現在では、実際に電話や来店をするよりもネットで一括査定を依頼する方がおすすめです。

その理由は、手軽さと一度に複数社に依頼ができることです。

電話や来店をするのと比べて、ネット査定は必要事項を記入して応募するだけなのでとても手軽です。

希望の連絡時間帯を記入する欄もあるので、仕事中に電話がかかってくることもないかと思われます。

私も不動産会社で働いておりますが、今では査定の依頼のうち約7割はネット査定になっており、査定の方法としてごく一般的になっているなと感じています。

また、一度に複数社に依頼ができるため査定価格の比較できること、それぞれの営業マンの対応を見て信頼できる担当を探せることも大きなメリットです。

仲介による売却の場合は、不動産は車のように「高く査定されたら良い」というわけではありません。

相場価格からの乖離が激しいと買い手が見つからず、「売れ残り物件」というイメージがついてしまうと相場価格まで値下げしても中々売れないことがあります。

そのため複数の営業マンの話を聞いたり、その中でも信頼できる1人に相場観や販売活動の相談をできるという点でも、ネット一括査定はおすすめです。

売り出し価格の決定・買い取り価格の決定

査定価格を出してもらい、不動産会社の話を聞いて相談をした結果、依頼する不動産会社が決まったら実際の売り出し価格を決めていきます。

仲介による売り出し価格の決定

仲介の場合、査定価格はあくまでも不動産会社が出した相場価格のため、その価格で売り出さなければならないわけではありません。そこから、売却をする方の希望の手取り額や売却時期を考慮して、相談をしながら決めていきます。

その際には、希望の時期までに売却ができるよう、担当者が現在の市場を見て価格設定のアドバイスをしてくれます。

買い取り価格の決定

一方で買い取り価格は、相場価格の7割程になることが多いです。

その理由として買い取りをする会社の多くは、買い取り後に造成やリフォームをして再販売をします。そこで利益を出さなければならないため、どうしても買い取り価格は安くなってしまいます。

提示された買い取り価格に納得がいかない場合は、多少の価格交渉ができる場合もありますが、価格を重視する方にはあまり向かないでしょう。

その分、お客様を探す必要がないため、早く売却をすることができます。転勤や離婚、その他の様々な理由で、できるだけ早く売却をしたい方にはおすすめです。

仲介と買取の違いについては、別記事で解説をしているため、興味があればご覧ください。

https://commu-life.com/2019/10/30/%e3%80%90%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%80%91%e4%bb%b2%e4%bb%8b%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%81%a8%e8%b2%b7%e3%81%84%e5%8f%96%e3%82%8a%e3%81%ae%e9%81%95%e3%81%84/

物件調査

物件調査は不動産会社が、対象不動産に関する様々なことを調査します。

・法律や法令の調査

・ライフライン関係の調査

・周辺環境の調査

など…

不動産に関する知識が無い方では難しいことについて、不動産会社が調査をしてくれます。

諸条件調整

続いては諸条件の調整になります。

例を挙げると、「建物を解体して更地にして引き渡すか」「引き渡す際にエアコンや電球を残していくか」「物件の広告はネットに掲載しても問題ないか」等の、販売活動から引き渡しまでの細かい条件を決めます。

販売活動

売り出し価格と諸条件が決まれば、いよいよ販売活動を始めていきます。

具体的な販売活動としてはネット上での広告活動、お客様やハウスメーカー、他不動産会社への物件紹介、ポスティング等が挙げられます。

また、物件情報を多くの買い客に周知してもらうような独自のシステムを持つ会社もありますので、会社によって多少活動は異なるかと思います。

契約~引き渡し

販売活動をして購入する方(以下買い手)が見つかれば、契約・物件の引き渡しになります。

買い取りの場合は、買い手を見つける必要がないため、販売活動無しで契約、引き渡しになります。

契約では、基本的に買い手と対面をして、不動産会社とともに契約書の内容を確認します。

内容が問題なければ記名押印をして、買い手から手付金を受け取ります。

手付金は売買価格の1割が一般的です。

契約が終われば、引き渡しに向けてやるべきことを進めていきます。

例えば、買い手で言えば「住宅ローンの本申し込み」や売り手で言えば「測量や解体」などが挙げられます。

それが終われば、いよいよ物件の引き渡しになります。

内容としては、買い手から売買代金の残金が振り込まれ、物件の所有権を買い手に移します。

振り込みを行うので、銀行で行うことが多いですね。

いかがだったでしょうか。

この記事が不動産売却をしようという方のお役に立てれば幸いです。

他にも売却や査定に関する記事がありますので、ぜひ読んでみて下さい。

特に税金の特例は知らないと損をする可能性があります。

https://commu-life.com/2021/03/16/%e3%80%90%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%80%91%e4%bd%bf%e3%82%8f%e3%81%aa%e3%81%91%e3%82%8c%e3%81%b0%e6%90%8d%ef%bc%81%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e6%99%82%e3%81%ae/

https://commu-life.com/2021/03/10/%e3%80%90%e7%a9%ba%e3%81%8d%e5%ae%b6%e5%af%be%e7%ad%96%e3%80%91%e7%a8%8e%e9%87%91%e3%81%8c%e3%82%bc%e3%83%ad%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e5%8f%af%e8%83%bd%e6%80%a7%ef%bc%81%e7%9b%b8%e7%b6%9a%e3%81%97/

https://commu-life.com/2021/04/24/%e3%80%90%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e4%b8%80%e6%8b%ac%e6%9f%bb%e5%ae%9a%e3%80%91%e4%bb%8a%e3%81%95%e3%82%89%e8%81%9e%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bc%81%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e4%b8%80%e6%8b%ac/

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